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神の掌の上で踊る科学者たち [メイン(3周目)]

どうも、こんにちは、神描人(かみえがきびと)です。

NO.1の「神を描く人」を目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
では、今回の「神宿る文章」をお届けします。

神が「飲んだり泳いだりすることが出来る水が欲しいな」と思ったから「飲んだり泳いだりすることが出来る水」が実現しているのであって、「なんかビョーンって伸びて縮むゴムが欲しいな」と思ったから「ビョーンって伸びて縮むゴム」が実現しているのであって、「南国のトロピカルなパイナップルが欲しいな」と思ったから「南国のトロピカルなパイナップル」が実現している。
ぜ~んぶ、神が思ったことが実現できてしまっているのだ。
「人間の体」だって、例外ではない。
現実世界の知的生命体は「男と女に分かれて生まれてくる」という、おかしな生まれ方はしない。
「男と女に分けた方がよりドラマチックな展開になるだろう」と神が思ったから、その「思い」が実現しちゃってるだけなのだ。
現実世界である神世界では、自分で自分の体を選べるのだから、強制的に「オスの体」「メスの体」という風に固定化されている「おかしな生き物」は存在していない。
異性を誘惑する「フェロモン」ですらも、神が考案して生み出したもので、「青春や恋愛を彩るために男女をメロメロにしちゃおう」と神が思ったから、人間は「異性に夢中になってメロメロになっている」のだ。
直接会わなくても、テレビやラジオから異性の魅力が十分に伝わってくるのは「神の表現力の凄さ」故で、芸術的センスが抜群だから成し得ている技で、男性のかっこいい立ち振る舞い、女性のかわいい仕草、かっこいい声、かわいい声、これら全ての雛形を神が用意してくれたからこそ、「かっこいい」と「かわいい」が実現できているのであって、さらに、もっと、男女が魅力的になって、それ故に、異性にメロメロになっているのだ。
同性を好きになったりするイレギュラーも発生するけど、そのイレギュラーも神にとっては想定内の出来事であり、存在しているのであれば、何かしらの意味があるから、修正することなく、そのまま存在させている。
同性愛であっても美しく愛し合っているなら、それは、それで、良いことだと思うし、神は「性別」を超越した存在なのだから、「愛し方」さえ間違っていなければ、ちゃんと評価してくれているはずだ。
レギュラーである男女のカップルであっても、醜い欲望でくっついているだけなら、それじゃ、何の意味もない。
神から、何を期待されているのかを、ちゃんと感じ取って生きていくことが大切で、心に愛が芽生えたら、なぜ、この世界が、このような仕組みになっているのかが、見えてくるようになる。
科学が進歩して様々な脳内ホルモンが発見されて、快楽が得られる「ドーパミン」だとか、不安や恐怖などの感情を抑えて精神を安定させてくれる「セロトニン」だとか、愛を感じて心地良い気分にさせてくれる「オキシトシン」だとか、色々と脳内の仕組みが科学的に解明されてきたけど、それらの、いずれも、神が思い描いて生み出した仕組みなのだ。
ドーパミンは、何かを達成した時や激しく運動した時や笑った時などに分泌されて、セロトニンは、太陽を浴びたり軽めの運動をしたり美味しいものを食べたりした時などに分泌されて、オキシトシンは、人や動物とスキンシップをしたり相手を思いやったり親切な行動をしたり誰かと一緒に食事をしたり誰かを褒めたりした時などに分泌される。
「作り手」側である「神の立場」から考えてみると、見えにくかった真実が明らかになってきて、「何をやらせたいのか」が見えてくる。
愛や絆を大切にしたり、運動や勉強や仕事を頑張って目標を達成したら、「幸せホルモン」と呼ばれているドーパミン、セロトニン、オキシトシンが分泌されて気分が良くなり、さらには、生殖活動を促すために、セックスをしたらエクスタシーを感じるようにも作られている。
知らず知らずの内に、「人間の脳の作者」である神によって、あるべき形へと誘導されているのだ。
「人間の脳」は神が創作した1つの芸術作品で、だからこそ、「記憶力」や「記憶処理速度」ですらも、「人間に出来るのはココまで」と神によって制限がかけられている。
頭の回転が速い人と遅い人がいるけど、どんなに速い人であっても、「神の思考速度」には到底及ばず、その差は歴然だ。
リミッターが付いていない「神の脳」は、驚異的なスピードで思考することが可能で、天文学的で膨大な情報量を記憶することも可能で、人間のソレとは次元が違って、全く比べ物にならない。
そして、もちろん、「人間の脳の作者」である神が、人間の脳内構造を知り尽くしている存在であり、「人間の脳」を実体化しているのは神なのだから、現存している全ての「脳内構造の形」を再現できる存在であることは、言うまでもない。
この世で実現できていることの全てが、神には、再現可能なこと。
神の脳が、全てを実体化させているのだから、全ての型を再現できる。
全てが、神の想定内にある「1つの型」であり、想定外ではない。
すなわち、「人間は記憶喪失になることがある」という事実は「神はいつでも人間を記憶喪失にすることが出来る」ということを意味し、交通事故にあった人が、事故の前後の記憶が「部分的にない」という事実は「神は人間の記憶を部分的に喪失させることも出来る」ということを意味することになる。
神がそういう処置を施しているから、人間は、「生まれる前の記憶を神に封印された状態で」生まれてくるのだ。
一時的に喪失させる封印もあれば、できなくする封印もある。
オウムは人間の言葉を真似してしゃべることが出来るのに、ニワトリは、どんなに努力してもしゃべれない。
オウムには、できる。
ニワトリには、できない。
どういう方法で封印が施されているのかは分からないけど、明確な線引きが行われている。
そして、もちろん、これら全てが、神が定めた設定であり、神には、いかようにも変更可能であることは、言うまでもない。
人間は、「木」や「鉄」などの雛形を使って「家」を作ったりして、雛形から派生させることは出来るけど、雛形そのものを作ることは出来ない。
神が、元々の形である雛形を作ったのであって、試行錯誤して「原子の性質」という雛形をも生み出したのであって、「水素はこういう存在だ」「酸素はこういう存在だ」「水素は酸素よりも軽い」と定めたのは神であり、同じく、「人間はこういう存在だ」「男と女で体の仕組みを変える」と定めたのも神なのだ。
人間が、体を鍛えて「かっこいい」をさらにかっこよく表現したり、化粧品でメイクして「かわいい」をさらにかわいく見せたり、遺伝子組み換え技術で新たな品種を生み出したりしているけど、元々の、根源である「遺伝子システム」を考案したのは神であり、「かっこいい」「かわいい」「男らしい」「女らしい」「美しい」「セクシー」などの雛形を用意してくれたのも神、ということになる。
今までの科学者たちの功績は、薄氷の上で成り立っている。
遺伝子や脳内ホルモンなどを、神が可視化して「わざと人間の目で確認できる形で残してくれた」からこそ、科学的に解明できたにすぎず、もし、神が、その形跡を消して、ヒントを与えなければ、科学者はペラッペラな存在となり、「科学的に解明できていません」「科学的に解明できていません」と連呼するだけの木偶の坊へと成り下がる。
科学者が「何を科学的根拠としているのか」を考えてみれば、科学者は「神に踊らされているだけにすぎない存在」だと分かってくる。

科学者「地中を詳しく調べたら発見できたんです」
(神が埋めておいた作品を掘り起こしただけ)
科学者「顕微鏡で拡大してみたら、なんと、こんなことを発見できたんですよ」
(神が創った作品をじっくり見ただけ)
科学者「大発見だ!遺伝子を調べたらビックリ仰天な事実が分かったぞ!」
(神が書いたメモ帳を読んだだけ)

どれもこれも、科学者たちが発見するのは、神が「あらかじめ教育用に用意しておいた教材」ばかりで、真面目に研究を頑張っている人達だろうから笑っちゃいけないんだろうけど、神目線から見ると、とんだ茶番で、「作者がそう設定しただけだぞ」って話なのだ。
例えるなら、科学者たちは、真剣な顔をして「“千と千尋の神隠し”を調べたら“人間は息を止めて橋を渡らないと化け物たちに見つかってしまう”という事実が判明したぞ!」と誇らしげに言っているだけなのだ。
科学者たちが集まる学会は、神を評する会で、神作品の品評会をするために映画評論家(神評論家)が集まって、「神作品の素晴らしさ」を語り合ってワイワイガヤガヤと盛り上がっているだけの会合で、1つの例え話をするなら、神が化学方程式を人間に学ばせるためにサンプル的に用意しておいてくれた「水」というアート作品に魅せられた科学者が、「水素と酸素で水が作れる」ということを発見して、それを、周りの人々に自慢顔で言い聞かせているだけの話なのだ。


Author:神描人(かみえがきびと)

読んでいただいてありがとうございます^^
私自身、まだまだ未熟な人間であるため「自分も一緒に更生させちゃおう」という勢いで書いてます。
「こういう人間になれたらいいな」という理想形を描いているので、ご理解よろしくお願いしますm(__)m

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