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宇宙は「巨大な遊園地」 [メイン(3周目)]

どうも、こんにちは、神描人(かみえがきびと)です。

NO.1の「神を描く人」を目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
では、今回の「神宿る文章」をお届けします。

鳥やトンボやチョウチョが飛んでいる姿を、思い浮かべてみてください。
トンボは空中で止まるような飛び方が可能で、チョウチョはヒラヒラと不規則な飛行経路で舞うように飛んで、それぞれ飛行形態が違う、「人間が空を飛ぶ乗り物を作る時にとても参考になる」飛行テクニックを、人間の目の前で、披露してくれている。
鳥なんかは、もの凄くスムーズに、見事な曲線を描いて、美しい流線形の翼で優雅に飛んでいる。
神は、長年の試行錯誤で手に入れた「飛行テクニックの真髄」を、惜しげもなく、無料で、公開して見せてくれているのだ。
人間は、「鳥の翼」を参考にして飛行機を作ったけど、今現在でも、まだまだ神の飛行技術レベルには、全然達していない。
「雪の結晶」が美しくデザインされているように、神は、作品の細部まで気を配っている。
そして、人間が所持している小型化の技術よりも、はるかに上の小型化の技術を所持している存在なのだ。
「蚊が賢い」のではなくて「神が賢い」。
地球上の生き物たちは、ただ、神から与えられた体を操縦しているだけで、その体は、神の技術力によって作られた「借り物の体」にすぎない。
ディズニーランドを思い浮かべてみてください。
あなたは「乗り物」系のアトラクションに順番待ちで並んでいて、そして、もう、すでに、あなたより先に搭乗して楽しんでいる客がいっぱいいます。
そんな光景をイメージしてから読み進めて下さい。
昔々の話。
神は、ディズニーランドみたいな遊園地を作ることにしました。
いろんな乗り物が遊園地に作られていって、今回、新たに「空を飛べる」アトラクションが追加されました。
最初、水の中を進んでいって、途中、いったん停止した状態で「水中」用から「空中」用の乗り物へと変形して、最終的に、空を飛べるようになるアトラクションです。
その乗り物に、その体(乗り物)で生まれる予定であるお客様を乗せてあげました。
お客様は、水中を泳いだり、空を飛べるようになったので、大喜びしています。
途中、乗り物が「水中」用から「空中」用へと変形を完了するまで、だいぶ時間がかかって待たされましたが、その後、夢だった「空飛ぶ体験」ができたから、大満足な表情をしています。
しかし、この乗り物にはちょっと難があって、同じ小型タイプの乗り物たちは静かに飛行しているのに、この乗り物は、なぜか、飛んでいる時の音が物凄く耳障りで、周りの客に迷惑をかけまくっています。
そんなこんなで長い年月が流れて、その、嫌われ者的な存在である乗り物は、結構、有名な存在となり、そして、その乗り物を天敵扱いして毛嫌いしている存在である「人間」という名前の「地上用の乗り物」に搭乗しているお客様によって「蚊」と名付けられました。
今では、人間にじっくり観察されてアトラクションの全貌が解明されて、水中にいる時は「ボウフラ」、変身中は「サナギ」、という風に呼び分けられるようになりましたとさ。
ちゃんちゃん。
昔話風に例えると、「神」と「蚊」と「人間」の関係は、だいたい、こんな感じだ。
もちろん、乗り物(体)の設計から製作、メンテナンスに及ぶまで、全て、神が行っているのは、言うまでもない。
お客様である「蚊」は、遊園地で、「アハハハ」「アハハハ」と言いながら、のんきに、乗り物にのって遊んでいるだけなのだ。
あっ、間違えた、ごめんなさい。
「アハハハ」ではなく「プーン」でしたね、蚊の場合は。
そうそう、この「これから血を吸いに行ってやるぞ」と知らせてくる不快な音も、もちろん、人間にドキドキ感を与えるために、神が考えて作曲した音だ。
そして、その後、刺された箇所がプクーと膨れてかゆくなるのは、蚊が、「予告どおり血というお宝を頂戴したぜ!ルパン三世」というメッセージカードを残してカッコよく去っていく、みたいな演出がしたかったからなのだ。
「人間VS蚊」という感じかな。
あなたが住んでいる世界は「神の遊び心」が満載の、神の趣向がモロに反映されている世界なのです。


Author:神描人(かみえがきびと)

読んでいただいてありがとうございます^^
私自身、まだまだ未熟な人間であるため「自分も一緒に更生させちゃおう」という勢いで書いてます。
「こういう人間になれたらいいな」という理想形を描いているので、ご理解よろしくお願いしますm(__)m

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