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信号でやりとりする神世界 [メイン【4周目】]

人間に出来ることは、神にも出来る。
コンピューターに出来ることは、神にも出来る。
宇宙内で実現できていることの全てが、神には実現可能なこと。
人間にとっては、巨大すぎて掌握しきれていない存在である地球、太陽、太陽系、銀河系、宇宙は、言ってしまえば「原子の集合体」であり、「原子を供給し続けている側」である神にとっては、自分の頭で完全に掌握できている存在なのだ。
創造主というのは「この世を作った」存在であり、この世で現実化できていることの全てが「神の能力の1部分」ということになり、犬の高性能な嗅覚、猫の高性能な聴覚、それらによって実現可能となる俊敏な捕獲道程、鳥の飛行能力、イルカの遊泳能力、コウモリのエコーロケーション、ホタルの「発光の術」、電気ウナギの「発電の術」、カメレオンの「隠れ身の術」、これら全ての生みの親である神には全てが見えていて、全てが所有している1つのテクニックであり、全てを自分の能力として完璧に使いこなせる天衣無縫な存在が、神なのだ。
よどみなく、スムーズに、優雅に、雄大に、神の体は流動する。
神の体は、固定されていない。
自由、だからだ。
真に自由な世界に生きている、からだ。
人間みたいに可聴周波数や声帯で制限されていなく、全ての周波数を可聴できて、全ての周波数で声を奏でることができていて、神世界の音楽は、人間世界の音楽を、圧倒的に凌駕している。
音楽だけじゃなく、料理、芸能、全てにおいて、神世界の方が上であり、人間世界の方が下であり、神に勝る人間は存在しない。
なぜなら、現在から過去に変わった時点で、あなたがやったことの全てが巨大な「神の脳」であるアカシックレコードに吸収されて「神の能力の1部分」となり、宇宙内に存在する全ての知識と記憶と才能が「神のもの」と化すからだ。
そして、神世界に存在しているほんの一握りが人間世界にまかれているだけで、全人類の知識を全て足し合わせたとしても、それでも、それは、神からしたら、ほんの一握りの知識なのだ。
研究者たちによって次々に新事実が発見されて、賢人たちが過去の書物を読みまくって膨大な知識を手に入れたとしても、それは、ほんの「神の1部分」を知ったにすぎない。
神に対して軽々しく意見している人間は、実は、神について何も分かってないに等しい。
宇宙に存在する「全て」が神なのだ。
神の処理能力の範囲内で宇宙は広がり、あなたの記憶は「神の記憶容量の1部分」を借りて使用しているにすぎず、神の検問を通過して制限を加えられて適度に少なくなったものが、今、あなたが所有している記憶なのだ。
有限の存在であるあなたには、無限の記憶を処理することはできないから、神が必要な分だけ残して与えてくれている。
将来、あなたが無限の存在となれたなら、記憶の編集作業が行われていてダイジェスト版となっているかもしれないけど、あなたの魂が生まれてからの全記憶を神から手渡されることになるでしょう。
その時のあなたは自由に自分の体を変更できて、無限に記憶できて、永遠に生きられて、人間の五感以上の感覚を所有し、人間の体だった頃には思いつくことすら出来なかった極上の快楽で満ちあふれている世界に住むことになる。
映像や音声などの感覚は「神経を通して」直接相手に完成品を送ることが出来るから、いちいち歩いて食材を取ってきて料理する必要はないし、もちろん、オシッコやオナラやウンコなんてのはする必要がなく、病気やケガによる死への恐怖、肌のツヤや体力において若さを失う恐怖なんてのも全く存在しない極楽世界なのだ。
周りを見渡しても魂の卒業試験をクリアした者ばかりだから、警察や裁判所なんてのも必要なく、なくったって皆ちゃんとしたルールが魂に刻まれているから、意味もなくあなたを傷つける相手はいない。
そんな夢のような世界が、今現在でも、すでに存在しているのだ。
あなたは、そのことに、気付いていないだけ。
神世界での受け渡しは、神経を通して自分の中にあるものを相手へと直接与えてあげることができるから、食材の調達から料理、郵便物の運搬、CDやDVDなどの記憶媒体に保存してからの受け渡し、という面倒な手順を踏む必要はなく、完成品をポンと渡せる世界。
行きたい所にはすぐに行けるし、映像化や音声化など、感覚化の熟練同士がアイデアを出し合って形成されているから、文字通り夢みたいな世界が実現しているのだ。
人間世界みたいに「遠回りルート」を選択することなく、神世界では、全てにおいて「最短ルート」が選択されている。
それが当たり前なことであり、当たり前のことが当たり前に出来る場所が、神世界なのだ。
預言者を通して、やっと、ほんの少しだけ覗ける世界。
そんな世界が、今現在でも存在しているのだ。
人間に与えられている労苦は、ちゃんと魂に良いクセを身に付けさせるまでのペナルティーなのであって、神世界には存在しないシステムなのだ。
食事をする時の過程をよ~く思い浮かべてみて下さい。
食べ物を舌で感じて脳に伝わるまでにおいて、神経を通っている間は、ただの「信号」なのだ。
どんなに美味しいものを食べたとしても、神経がなければ脳に伝わらない。
すなわち、これは、美味しい食べ物の「信号」さえ相手に何度もくり返し送り続ければ「美味しい食べ物を食べ放題」という状態が作れることを意味する。
同じく、目から脳、耳から脳に伝わるまでも、ただの映像信号と音声信号なのだから、神々による信号のやりとりによってビックリするような世界が実現しているし、その他の感覚も例外ではなく、セックスをしなくてもセックスのエクスタシーだけを何度でも感じながら過ごすことだって可能だし、何でもやりたい放題で、いかに、神世界が極上の快楽で満ち満ちあふれているかを分かってもらえたと思います。
人間世界におけるギャンブルや酒やセックス以上の快楽がたくさん存在しているから、実は、人間世界で重宝されている快楽は、神世界では取るに足らないちっぽけな快楽として存在しているにすぎないのだ。


Author:神描人(かみえがきびと)

読んでいただいてありがとうございます^^
私自身、まだまだ未熟な人間であるため「自分も一緒に更生させちゃおう」という勢いで書いてます。
「こういう人間になれたらいいな」という理想形を描いているので、ご理解よろしくお願いしますm(__)m

著者のホームページ:http://www002.upp.so-net.ne.jp/kami/

2018年4月からブログ記事を書き始める前の、2009年5月からホームページに書き始めた記事が載っているので、もし、よろしかったら、読んでみてください。
たいした人間じゃないのにビッグマウスで書いてる理由とかも書いてあるので、口調が凄く気になって平常心で読めない人は、是非、一読してみてください(^^;)
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