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神世界に行くためにするべきこと [メイン【4周目】]

今まで、神がやっていることを長々と書き連ねてきたけど、いざ、それを、理性なき者にやらせたら、とんでもない事態になってしまうことは明白だ。
だからこそ、神となれるかどうかを試すために、神世界の下に試験的な世界を作って、そこで、どんな魂になるかをテストされている。
愛なき者を、神世界に住まわせる訳には、いかない。
過去における失敗から、教訓から、神世界には、簡単に住めないようなシステムが構築されているのだ。
新たに魂が生まれたら、まず、神世界よりも下の世界に住まわせて、何層に区切られているのかは分からないけど、下の階層から上の階層へと昇っていき、最終的に「神世界に住まわせてもいいかな」と判断された者だけが、神世界へと行けるシステムになっている。
その途中段階に存在しているのが「人間世界」であり、だいぶ魂が成熟してきて「愛とは何なのか」「なぜ愛が必要なのか」という高度なことを学んでいる世界なのだ。
そして、体を固定化することで「自分と容姿や能力や個性が異なる者に対してどう接するのか」ということを試されている世界でもある。
神は、人間や鳥や魚みたいに「人間の型」「鳥の型」「魚の型」という風に「固定化」された不自由な体ではなくて、自分がなりたい姿へと自由に変更できる体で生きている。
その自由を与えられていないから、顔を変更する自由を与えられていないから、人間は、砂糖に群がるアリみたいにアイドルに群がって熱狂している。
美男美女に陶酔するのは悪いことではないのだけど、さらに上の世界を見据えるならば、魂の審美眼を磨いて人間の内面の方も重視できるようになっておかなければいけないのだ。
優しいフリして、性格が最悪な人間がいる。
見た目だけキレイで、中身が最悪な人間もいる。
たいしたことない容姿で、どこが凄いのかよく分からないような人間が、実は、神から絶大な高評価を受けていたりするケースもあるのだ。
失って、はじめて気付けることも沢山ある。
若くて美人だった時にはチヤホヤして言い寄ってきたのに、老いてシワクチャになると、とたんに態度を変えて汚いものでも見るような目で去っていく男。
金持ちだった頃には笑顔で近寄ってきたのに、金持ちじゃなくなると、急に態度を変えて冷たい目で見てくる女。
こういった経験を何度もしているうちに、本物の愛が見えてくるようになる。
偽物の愛ではなく、本物の愛、無償の愛。
恋人同士なら、相手の笑顔を見たいから心がこもったプレゼントを手渡したり、相手が喜ぶデートコースを一生懸命に考えたりして、相手の気持ちを思いやって愛し合い、夫婦なら、お互いに子供の進路で悩んだり、子育てを協力することで自分達も人間的に成長させてもらって、「お父さん、お仕事がんばってね」「お母さん、お弁当ありがとう」と言われて泣いて喜んだり、いろいろな苦難を一緒に乗り越える事でお互いの絆を深めたりして、美しい愛をはぐくんでいく。
愛があるからこそ、人は強くなれるし、苦難の中へと飛び込むことができるし、人々を心から感動させてくれる数々のドラマが生まれるのだ。
あなたが幸せな時に他人に邪魔されたくないなら、あなたも、他人の幸せの邪魔をしてはいけない。
立場を逆にして考えてみることが大切で、そうすれば「何をしたらダメなのか」が見えてくる。
テレビドラマや映画などを見て、疑似体験で「何が善で何が悪なのか」を分かっているのだから、少しずつでもいいから、善の方を自分の中に浸透させていって、神となるために、理性を育てていかなければいけない。
醜い欲望は、純粋な愛を台無しにする。
頭の中から完全に醜い欲望を消し去るのが、正しき選択なのだ。
最終的に神となるための旅路なのだから「悪の道に進んでしまったことを後悔させてあげる」というのが究極の愛で、自分が毒された側なら、自分で解毒していく必要がある。
自分の心の中に悪の進入を許してしまったとしても、自分でその悪を退治できたならば、悪に対して強い免疫ができた魂となれるし、悪を知らない人間よりも悪を退治することに秀でた魂となれる。
自分の人生を振り返ってみて、親が悪だから悪になるしか道がなかったり、悪にならなければ生き残れなかったりした人のケースでは、これを、神から期待されているのだ。
悪になってみないと、どれが悪に対して有効なのかが分からない。
人から聞いた話だけでは、本当の意味で身に付いていない。
自分に試して効果があった体験が、そのまま悪に対して有効なワクチンとなるのだ。
ハッカー退治に最も活躍できるのは、ハッカーの手段を知り尽くしている元ハッカーだった人間なのだ。
悪だった人は、まず、自分の力で自分を更生させてから、次に、過去の自分と同じ悪を持っている人を更生させる役割を担当して、社会に貢献するまでを神から期待されている。
これは、悪を避けて生きてきただけの人間には出来ない芸当だ。
相手に対して、まず、「オレもそうだった。その気持ち分かるよ」という話から始められるのが、大きいのだ。
悪を知っている分、たくさんのアドバイスが出来るようになっているはずだし、悪いことをした分は、良いことをして取り戻さなければいけない。
出来る範囲内でいいから、とにかく悪と戦ってみて、悪に対して何が有効なのかを試してみて、見極めて、対処法を確立してから死ぬのが理想的なのだ。
正と邪。
邪になって、はじめて気付けることが沢山ある。
不規則な生活で健康を害することで規則正しい生活の正しさを再認識できるようになるし、太ってみないと、どれがダイエットに効果があるのかが分からない。
いつの世も、真に有効なアドバイスを生み出しているのは、邪の立場から解決方法を模索している人達なのだ。
邪を経験しなければ、何が正なのかが分からない。
神の言葉の正しさは、波乱万丈な人生を送った人ほど理解できるようになる。
理解できないならば、経験が足りないのだ。
分かっているようで分かっていない人間は、文字を読んで記憶しているだけで、役に立つ場面に遭遇するまでは宝の持ち腐れとなっている。
本当に理解できるようになるためには、実体験が不可欠なのだ。
経験が伴って、はじめて神の真意が分かるようになる。
「自分だけじゃなく全体的なバランスを考えなさい」という神の言葉が聞こえてくるようになる。
何事も、バランスが大切なのだ。
自然環境のことを考えすぎると何も出来なくなってしまって文明が停滞するし、考えなさすぎると汚染が進んで人間が住めない環境になってしまう。
これは神の本意ではない。
文明を進化させつつ、なお、環境のことも考えて、開発技術とエコ技術を並行して進めていくのが望ましいのだ。
何事も「中道」が、いい。
そもそも、人間の体からして、そのように作られているのだ。
やらなすぎれば病気になり、やりすぎればケガをする。
絶え間ない努力を続けて超人となっている人は別だけど、生まれつき強靭な体を持っている人は別だけど、夢や希望や感動を与えたいために無理を承知でやっている人は別だけど、それ以外の人は無理をせずに適度な運動を続けるのが理想的なのだ。
人間、命をかけてでも戦わなければいけない時もある。
そんな時は、例外だ。
いずれにせよ、まず健康管理の基礎を身に付けてからの話で、段階を踏んで徐々にレベルを上げていく必要があるし、自分の限界を知って無理をしない勇気も大切なのだ。
他人にできることの全てを、自分もできる訳ではない。
自分を知って、自分の出来る範囲内でいいから、自分なりに考えて最善を尽くして頑張っていけばいいのだ。
努力と根性も大切だけど、その前に、まず、自分を知ることが最重要事項なのであって、人それぞれ生まれ持った「課題」「好き嫌い」「得手不得手」「性格」「能力」が異なるし、悩みの解決方法も体質や運命によって変わってくるし、神から何を期待されて生まれてきたのかが違うのだから「みんなに同じことを押し付ける」教育は間違っているのだ。
相手によって柔軟に対応するのが、本物の教育。
アドバイスされた側も、アドバイスが間違っていると感じたならば「違うものは違う」と断固拒否する勇気も必要だ。
どんなに偉い人であっても100%正しいことを言う訳ではない。
体が違うのだから、同じ作業をしていても他人の体験と自分の体験では微妙にズレが生じているから、有効なアドバイスも人によって異なってくるのだ。
全ては「相性」であり、「相性が良いものを見つける」のが問題解決への最短ルートとなっていて、相性が悪いものを追いかけ続けても失敗するだけだし、相性が良いものを見つけると一瞬で解決することが多々ある。
他人の意見は参考程度にして「自分の力で見つける」のが大切で、自分で解決するためにこの世に生まれてきたのだから、他人に解決してもらったら貴重な体験を損する形になって進化が遅れてしまう。
楽してトクは得られないのだ。
それでは生まれてきた意味がない。
ズルして手に入れた宝には何の価値もないし、頑張りすぎたら壊れてしまうから、適度な努力を継続して大成させていくのが理想的なのだ。
人間、出来ないことは出来ない。
治らない障害は治らないのだから、「ない」ものは「ない」とあきらめるしか方法はない。
「ある」ものの中で、最善を尽くして生きていけばいいのだ。
神は、ちゃんと分かってくれている。
頑張った分だけ、ちゃんと評価してくれている。
自分なりに頑張っていけばいいのだ。
他人と見比べて劣等感ばかり感じていると、やる気がなくなってしまうからいけない。
「努力だけでは超えられない壁」というのが存在しているし、凡才がいくら努力しても、努力し続ける天才には、かなわない。
これは、どうしようもない事実なのだ。
何かしらの理由があって神によって分けられているのだから、自分は自分なりに全力投球して頑張っていけばいいのだ。


Author:神描人(かみえがきびと)

読んでいただいてありがとうございます^^
私自身、まだまだ未熟な人間であるため「自分も一緒に更生させちゃおう」という勢いで書いてます。
「こういう人間になれたらいいな」という理想形を描いているので、ご理解よろしくお願いしますm(__)m

著者のホームページ:http://www002.upp.so-net.ne.jp/kami/

2018年4月からブログ記事を書き始める前の、2009年5月からホームページに書き始めた記事が載っているので、もし、よろしかったら、読んでみてください。
たいした人間じゃないのにビッグマウスで書いてる理由とかも書いてあるので、口調が凄く気になって平常心で読めない人は、是非、一読してみてください(^^;)
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