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原子は神が用意した絵の具 [メイン【5周目】]

「若気のいたりで虫歯やケガなどで歯を失って、死ぬまでそのままなのはかわいそうだから、一生に一度だけ乳歯から永久歯へと生え変わる設定にして、やり直せるチャンスを与えてあげよう」と神が配慮したからこそ、人間の歯は、そのような設定になったのであって、「1+1=2」みたいに「人間的な意思」が加えられていない法則以外は、全て、神が定めた法則なのだ。
「体が大きくなって歯のサイズが合わなくなるから」という理由もあるけど、「体が大きくなる」というのも1つの設定なのであって、「子供と大人で体の大きさを変えた方が色々と見分けやすくて便利だろう」「年をとるほど難易度が高い体を与えよう」という意図でそうなっているだけの話で、子供が大人の体で過ごしても生きていけるだろうし、実際、大人みたいに体が大きい小学生だっているのだから、大きさにコレといった必然性はなく、これも、神が定めた決まり事の1つにすぎないのだ。
人間の歯は32本で、牙を除いたゾウの歯は4本。
ゾウの歯は、かなり大きくて、1本当たりの重さは3~5kgで、ちょうど人間の大人用サイズである靴底みたいな形をしていて、草食動物であるから草をすりつぶすのに適した臼歯(きゅうし)となっている。
古い歯がすり減ると口の奥(歯の後ろ)からスライドするように新しい歯が生えてきて、古い歯が手前に押し出される形で抜け落ちて生え変わるシステムになっていて、人間みたいに歯がない期間はなく、葉だけじゃなく樹皮や木の枝までも食べるので歯の消耗が激しいから60~70年の生涯に5回も歯が生え変わり、5回生え変わったら、打ち止めで、もう生えてこなくなる。
これらの事実から、「ゾウが生まれてから死ぬまで食べ続けられるように必要な分だけ歯を生え変えさせてあげよう」という「人間的な意思」が見えてくる。
そう、設計者である神が「人間には1回だけチャンスを与えて、ゾウには5回チャンスを与えよう」と決めただけの話なのだ。
もし、人間が自分で自分の歯を選んだなら、絶対に「消失を感知したら何度でも生え変わる歯」を選択するはずなのだ。
「神が選んであなたに歯を与えた」から、あなたの歯は「一生に一度しか生え変われない歯」となっている。
「トカゲの尻尾」と「ゾウの歯」で出来ていることを組み合わせれば、「消失を感知したら何度でも生え変わる歯」なんてのは簡単に実現可能なことで、「体を管理することの難しさ」を学ばせるために「あえて」必要以上は与えないようになっているのだ。
人間が、虫歯予防で毎日「歯磨き」することや、歯の代わりとなる「入れ歯」を発明することは、「人間に歯を与えた時点で」神には全てが見通せていた未来なのだ。
「教育」という観点が重要視されているからこそ、人間の体は「不便な体」となっている。
人間の子供が、外でいっぱい遊んで肌が真っ黒に日焼けしてもシミにならないのは、「まだまだ精神的に幼い頃にそこまで神経質に生きさせるのは酷だから、その課題は大人になってから与えることにしよう」と免除されているからなのであって、そのために、みずみずしくて生き生きとした肌になっていて、紫外線をいっぱい浴びてもシミになりにくい肌となっている。
これら全てが「神による設定」であり、親心から発生している事象なのであって、たまたま、そうなっている訳ではなく、ちゃんと考えた上で、そう、決められていることなのだ。
年をとればとるほど、だんだんと体の扱いに慣れてきて知識も豊富になるだろうから、もっとメンテナンスが難しい体へとチェンジして、もっと難易度が高い課題へと進むように仕組まれている。
そう、人間の体は、「老いて体が衰えていく」という表現よりも「年をとる程だんだんと難易度が高い体へと変更されていっている」という表現の方が正しい。
まさに、「教育用の体」なのだ。
将来、「神の体」である「宇宙」のメンテナンスを行う立場になることを見据えているからこそ、「小宇宙」である「人間の体」を与えて、「体を管理することの難しさ」を学ばせている。
「自分の都合だけじゃなく小宇宙の惑星である胃や大腸や肝臓などの健康管理もちゃんと考えて全体的なバランスを大切にして生きていきなさい」ということなのだ。
原子だって、例外ではない。
ゴールド(Au)は、マネーとして使えるように土の中に埋められていた。
水(H2O)なんかは、もっともっと楽しめる世界にするために、ちょっと凝ったデザインにして飲んだり泳いだり出来るように作られているのであって、「一ひねりを加えましたよ」ということをさりげなく知らせるために、ちょっとだけ複雑な化学式にしてあるのだ。
偶然、たまたま、海や湖が存在している訳じゃなく、「神が思い描いた通りに」存在している。
人間がパレットに違う色の絵の具を用意して、それを画用紙に塗り合わせて絵を完成させていくように、神は、違う性質の原子を用意して、それを組み合わせて絵を完成させていく。

H(水素)He(ヘリウム)Li(リチウム)……C(炭素)N(窒素)O(酸素)……Mg(マグネシウム)Al(アルミニウム)……

約100個ある原子記号(元素記号)の数はパズルピースの数であり、

2H2(水素)+O2(酸素)=2H2O(水)
C(炭素)+O2(酸素)=CO2(二酸化炭素)

様々な組み合わせで構成されている化学方程式の数々は、神が前もって用意してくれたサンプルなのであって、人間は、その手本を参考にして、神からの強力なサポートを得る形で、やっと、化学を扱えている存在なのだ。
もちろん、「原子の発明者」である神は、原子1つ1つの性質を完璧に理解できているし、ありとあらゆる化学方程式を考え尽くして完璧に把握できているし、「今ある原子の性質変更」や「新たな原子の追加」をも自由に行える立場なのだから、地球の状況を見て判断して時代に合わせた微調整を行ったりもしていて、そうやって神の手によって永き年月をかけて作られてきたのが、今、あなたが住んでいる地球なのだ。
そして、もちろん、地球だけじゃなく、地球上に住む生き物たちの生態も、例外ではない。
自然の生態系のバランスを考えて「肉食動物には肉を食べさせて草食動物には草を食べさせよう。ミツバチには花のミツを主食とさせて食事中に花粉を体に付着させる形でオシベからメシベへと飛び移らせることで受粉の手助けをさせよう。氷だけじゃ寂しいから北極には北極グマを配置して南極にはペンギンを住まわせることにしよう。大自然の神秘性を高めるために秘境アマゾン川には獰猛な肉食魚であるピラニアやピンク色のかわいらしい川イルカなどの珍しい生き物をたくさん住まわせよう」という風に、神が色々と試行錯誤して作り上げた結果が、今、あなたが住んでいる世界なのだ。
もちろん「人間が見てどう感じるのか」も考慮されていて、絵本に魚やカニやタコが登場するまでも想定した上で、多くの子供たちに愛される存在とするために、見た目も重視されたデザインとなっているのだ。


Author:神描人(かみえがきびと)

読んでいただいてありがとうございます^^
私自身、まだまだ未熟な人間であるため「自分も一緒に更生させちゃおう」という勢いで書いてます。
「こういう人間になれたらいいな」という理想形を描いているので、ご理解よろしくお願いしますm(__)m

著者のホームページ:http://www002.upp.so-net.ne.jp/kami/

2018年4月からブログ記事を書き始める前の、2009年5月からホームページに書き始めた記事が載っているので、もし、よろしかったら、読んでみてください。
たいした人間じゃないのにビッグマウスで書いてる理由とかも書いてあるので、口調が凄く気になって平常心で読めない人は、是非、一読してみてください(^^;)
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