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壮大なドラマ [メイン(2周目)]

どうも、こんにちは、神描人(かみえがきびと)です。

NO.1の「神を描く人」を目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
では、今回の「神宿る文章」をお届けします。

私は、話を面白おかしくしようと誇張して書いている訳じゃない。
ただ、事実を書くだけで壮大な話になるぐらい「神はとてつもなく凄い御方だ」ということなのだ。
神は、人間が持っている高画質なテレビよりもはるかに高画質なテレビを持っていて、人間が持っている大容量の記憶媒体(SDカードやUSBメモリやハードディスクなど)よりもはるかに大容量の記憶媒体を持っている。
だから、「宇宙」というテレビ画面内で起こった出来事の全てを録画して残しておくことも可能なのだ。
ヒマラヤ山脈にそびえる世界最高峰の山エベレスト、オーストラリアのエアーズロック、アメリカのグランドキャニオン、アメリカとカナダの境界線にあるナイアガラの滝、壮大な自然を前にして、人間はちっぽけな存在だ。
されど、人間の記憶の中にはそれに勝る壮大なドラマが詰め込まれている。
その舞台を用意してくれたのは、誰ですか?
魂が生まれてから今まで、ずっと、あなたの活躍を記録して残してくれているのは、誰ですか?
魂の成長記録。心のアルバム。
お金では絶対に買えない、何事にも変えがたい自分にとっての至高の宝物を残してくれているのは、誰ですか?
記憶の中で微笑み、みんなの幸せを願って無邪気にはしゃいでいた子供の頃のあなたが、今現在の大人のあなたを見て、あなたは、あなたをどう感じますか?
子供の頃「こんな大人にはなりたくない」と思っていた汚い大人。そんな大人になっていませんか?
純粋だった頃の自分に戻れば、今の自分の醜さが分かるはず。
そのために、そのことを気付かせるために、純粋な子供から様々な「悪魔の誘惑」に負けた大人へと進む人生が用意されている。
子供の頃は邪の部分が封印されているから、大人となって現れてきたのが、あなたの魂の本性であり、ちゃんと後悔して反省できる人生となっているのは、そのように神が運命を組み立ててあなたをこの世に送り出してくれたからで、そのことに気付いたのならば、なんとしても神の期待に応えて悪を滅しなければいけない。
自分の力でやってこそ、それは意味があるものとなる。
迷ってはいけない。
悪を退治することに遠慮する必要はない。
消滅させてしまえばいいのだ。
苦しみも悪も、いずれ、消えてなくなる。
苦しみと悪が存在する間に、対処法を確立しておかなければいけない。
偽者の預言者の言葉にダマされず、本物の預言者の言葉に耳を傾け、その真偽を自分自身で判断できるようになったのならば、あとは神の言葉に従って生きていけばいい。
神の御心に従わない者に、明るい未来はない。
神に導かれなければ、決して天国に行くことはできない。
悠久の時を経てたどり着く夢の楽園、妄想の中であなたが考え尽くした最高傑作の快楽ですらも軽く超える快楽が数多く存在している極楽世界が、天国なのだ。
そして、いくつも上の世界へと昇っていって神々が住む神々の世界に到達した時、あなたは真の自由を手に入れることになる。
神に導かれ、神から「永遠の命」を与えられたあなたは、自分の姿を自由に変更できるようになり、制限なしの快楽を味わえる体となり、神レベルの絵画や音楽や料理などの作品で満ち溢れている世界、そんな輝かしい世界へと生まれ出て、自由に羽ばたく不死鳥となるのだ!
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魂の卒業試験 [メイン(2周目)]

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では、今回の「神宿る文章」をお届けします。

「最も健康的な状態と若さを保てない」なんてのも、おかしな話だ。
若者と老人では同じものを食べても健康や肌のツヤに差が出て、同じだけ運動しても同じだけの結果を得られない今の設定の方が、異常なのだ。
老いたら、わざと報われないようにしてある。
弱者の気持ちを思い知らせるために、そういう設定になっているのだ。
この世には未来に用意されている大きな快楽の縮小版が存在しているだけで、極上の宝物は隠された状態で存在していて、今の人間の体では絶対に見つけることが出来ず、神の御心に従って成長できた魂のみに与えられるようになっている。
永遠の命と若さと美貌、それは、この世にはない。
魂の卒業試験をクリアして、はじめて神から与えられるものなのだ。
小さな快楽のために道を踏み外した人間は、大きな快楽を失うことになる。
自分の将来のためにも、理性を育てておくのが非常に重要なこと。
そのためにまず率先してやるべきことは、自分の心の中に住む悪魔退治。
悪魔は天使の逆のことを言っているだけで、「悪魔の誘惑」の逆を考えてみると正しき道が見えてきて、それこそが人間の本来あるべき姿なのだ。
選択を誤ってはいけない。
「悪魔の誘惑」は、拒否するために存在しているのだ。
そして、拒否できない者が多く住む世界だから、そのことを反省させるための要因として、病原ウィルスやガン細胞や悪玉菌は存在しているのであって、自分の体内に住む悪が、自分に対してどのような影響を与えるかを分からせるために、わざと残してある。
神がその気になれば、これらは全て消え去るし、人間の体を放射能の中でも平気で生きられる体にすることだって可能なのだ。
でも、それでは、反省の機会が減ってしまう。
だから、そういう世界には、なっていないのだ。
自分の体内にいる悪に対しては退治するのに必死になるくせに、自分が悪になることを平気で許しているようでは、ダメなのだ。
自分で、自分の心の中に住む悪を退治して、自分で、自分の心の平和を取り戻す。
悪を退治するまでかなり多くの時間を要するかもしれないけど、自分の力で一生懸命に努力して手に入れたものだからこそ、その経験は大切な宝物となり、生まれ変わった後も、ずっと、自分を正しい方向へと導き続けてくれる原動力となりえるのだ。
滅びの美学。
悪は、滅びるからこそ、美しい。
映画やマンガのストーリーが悪を倒してハッピーエンドで終わるのは、心の中の神がそうさせているからなのだ。
最後は、正義が勝ち、愛が勝ち、ハッピーエンドで終わる。
みんな、心の奥底では、これを、待ち望んでいるのだ。
この世の全ては、神の設定次第で激変する。
自分に無害なものと有害なものの存在は、人間に無毒なネギが猫に有毒である事実に深い意味がないのと同じで、ただ「神がそのような設定にした」というだけの話なのであって、あなたが神となれば、これらを自由自在に変更できるようになる。
そこまで行かなくても、より神に近づいた世界へと辿り着いたならば、ある程度、変更する自由を許可された夢みたいな世界に住めるようになるのだ。
老いや病気やケガなんてのは「ないのが当たり前」。
あることの方が異常なのに、あるのが当然と思い込みながら、そういう風に錯覚させられた状態で人間は生きている。
終末は、もう、間近なのだから、今現在の人間と神の中間の存在である「神人」となる心の準備を進めて、今よりも断然思ったことが実現しやすくなる世界である「天国」に住むにふさわしい品格を身に付けるように努力していかなければいけない。
上の世界の方が、もちろん、楽しい世界に決まってる。
いつまでも古臭い体質の人間にこだわる必要はない。
でっかい夢を持ってトキメキとドキドキを忘れずに生きていけばいいのだ。
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終末後に常識は一新される [メイン(2周目)]

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では、今回の「神宿る文章」をお届けします。

人間は、神が作った自動的に進行する教育プログラムの中で生きている。
神が設定変更を行えば、あなたが常識だと思っていたことは一瞬でくつがえされることになり、まさに、その瞬間がやってくるのが、終末なのだ。
その時に、今の常識は一新される。
土を耕して植物の種を植えて、肥料と水を与え続けて成長させて、何ヶ月も辛抱して待って、やっと、美味しい果実が手に入る。
あなたはこれを常識だと思っているけど、これも1つの設定であり、完成品である果実がポンと手に入る世界にすることだって、神には可能なことなのだ。
大事に育てることの大切さを学ばせるために、色々な知識を学ばせるために、植物の成長過程をわざと複雑にしてある。
学び終わったら、すぐに果実が手に入る世界へと移行することになるのだ。
そもそもからして、植物の立場になって考えてみれば分かると思うけど、動物たちが競って奪い取りに来る美味しい料理である果実を実らせて、その中に動物の消化器官では消化されない種を仕込んでおいて、芸術家に勝るとも劣らない美しい花を咲き誇らせている存在なのに、そんな賢い生き物が「ただ太陽の光に向かって伸びていって、あとはボンヤリと突っ立っているだけ」という退屈でつまらない生き方を選択する訳がないのだ。
植物は、自力で進化したのではない。
神が、熟考して作ったのだ。
もしくは、神から作る権利を与えられた者が、神の力を借りて作ったのだ。
これ以外の答えは、ない。
自然環境を整えるため、動物たちにエサを与えるため、人間に感動を与えるために植物は存在しているのであって、今現在は、果実を得るために面倒くさい取得手順になっているけど、本来は、どう考えても「すぐに手に入る」のが当たり前の手順であるはずなのだ。
そうなっていない今の世界の方が、おかしい。
食べ飽きないように多種多様な果実が用意されていて、見飽きないように多種多様な美しい花が咲き乱れているのは、間違いなく、審美眼を持っている「人間のために」作っておいたからなのだ。
人間が家の柱として木材を使用したり、部屋の空気を清浄にするために観葉植物を置いておいたり、花見の季節のために桜の花道を作ったりすることは、植物を用意した時点で、神には全て想定済みのこと。
歴史上に人類が登場する前に、人類のための植物が存在している。
よく「卵が先か、ニワトリが先か」という議論が行われているけど、これは「神の思考が先」という答えが正解で、神が無から創造したものを誰にも気付かれない所にこっそりと置いておいたり、突然変異で誕生させたりして、偶然を装った形で新たな生物は生み出されていくものなのだ。
そして、神が100%の能力を発揮して作られた作品は宇宙の外側にあり、宇宙の内側に存在している作品は、かなり能力をセーブして作られているのだ。
春先の数週間しか桜の花見が楽しめないように、楽しみは、なぜか最小限に抑えられているし、賞味期限や年齢制限など、本来、必要ないはずの制限も加えられているし、制限だらけの不自由な世界にあなたは住んでいる。
美味しい料理を食べ終わると、また手間ひまかけて作らなければいけないし、ずっと至福な状態を保ち続けたくても「お腹いっぱいになるまで」という制限すらも付いているのだ。
人間の体に与えられている快感も、同じだ。
もっともっと楽しめる体になっていてもおかしくないのに、どう考えても少なすぎる快感が体に付加されているだけで、これは、わざと少な目に設定してあるのだ。
セックスの快感は数分くらいで消えてしまうから、また次の快感を追い求めてさまようのだけど、制限なしのエクスタシーに比べれば微々たるもので、人間が追いかけ続けているものは、どれもが制限付きのはかないものばかりで、愛のないセックスの後にはむなしさと罪悪感すらも感じるし、神の御心に沿わない快感を追いかけ続けても、結局、十分な満足は得られないようになっているのだ。
この世のものは、腐ったりサビたり風化したりして、わざと永遠に存続しないように設定されていて、当然あるべきはずのものが与えられていない。
人間がメンテナンスを怠ると壊れていってしまうものばかり。
本当に「ちょっとだけ」の世界なのだ。
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父なる母なる神 [メイン(2周目)]

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宇宙は、明らかに、誰かによって作られたものなのだから、これは「あなたにも宇宙を作れる可能性がある」ということを意味する。
宇宙は1つではない。
今現在でも宇宙は数多く存在していて、あなたはその中の1つの宇宙に住んでいるのだ。
1つの宇宙に1つの神。
この御方こそが、あなたの魂の生みの親であり、精巧で絶妙に設計運営されている宇宙の自然調和と教育システムを作り出した偉大な創造主なのだ。
本物の預言者は「神の言葉を預かる」。
人間的なミスは除いて大まかな流れにおいて、預言者たちの言葉をつなぎ合わせていくと、芸術的で壮大な神の言葉が浮かび上がってくる。
これは、人間が作り上げたものではない。
人智をはるかに超えている。
正真正銘「神の言葉」なのだ。
有史以来、人類の誕生以来、いや、はるか昔にあなたの魂が誕生して以来、ずっと正しき方向へと導き続けてくれている父なる母なる神。
時に優しく、時に厳しく、時に情熱的な神の姿は、あなたが魂の教育者の立場になった時に理解できるようになることでしょう。
思考を分け隔てて「見えない壁」で区切ってあるのも、教育のため。
思ったことが相手に伝わらずにウソでごまかせたり、壁でさえぎって誰も見ていない状況を作れたりして、この世は「わざと」隠れて悪いことが出来るように設定してある。
この部分こそが、テストで最も重要な所だからだ。
神は内面を重要視して見ている。
表面的なことは二の次。
あなたが魂の審査官となったならば、この重要性を理解できるはずだ。
頭の中で思っていることを相手に伝わらないように設定して、言葉として発してから相手に伝わるように設定しておいて、思考と言葉のどちらも閲覧可能である神が、両方を照らし合わせた正否をチェックしてテスト結果として残しておく。
さらに、宇宙内で起こった出来事も全て記録されているのだから、神に対して隠し事は一切できない。
全てが、丸見えなのだ。
神対神という対等な関係なら「この内容は伝えないでこの内容だけ伝えよう」という会話が成立するけど、神に対して完全下位な存在である人間の場合は、思っていることの全てが神に伝わる一方的な会話となる。
そもそもからして、人間は、巨大な神の脳の1部分を借りた状態で生きている存在で、神は、自分の記憶を見る要領で簡単にあなたの記憶を閲覧できる存在。
あなたが何も言わなくても、あなたのことを全て知っている存在なのだ。
本物の預言者が伝えた通りに、終末において、テスト結果と照らし合わせて、あなたの進路は決められることになる。
テストに合格した者に与えられるのは夢みたいな極楽世界。
魂の卒業試験をクリアした者のみが住むことになる世界だから、相手の気持ちを思いやって行動するのが当たり前の世界で、そもそもからして「相手の幸せを奪いとってやろう」「相手の楽しみを邪魔してやろう」という発想自体がほとんどなく、みんなで協力し合って助け合って、今とは比べものにならないぐらいの自由と平和を手に入れた状態で過ごしている世界なのだ。
自分の中にため込んだ悪を自分で解消できない人間には、「障害者や病弱な体でどうしても出来ない」というような理由もなしに「悪魔の誘惑」にすぐに負けてしまう人間には、思ったことがすぐに実現する、欲しいものがすぐに手に入る世界に住む資格はない。
これは、ちょっと考えれば分かる当たり前の話。
まだまだ未熟な魂だから、本来、必要がないはずの苦しみをわざと追加されているのであって、思ったことがすぐに実現しない、欲しいものがすぐに手に入らない世界に閉じ込められている。
もう、そろそろ、このことに気付かなければいけない。
毎日毎日、やらなくていいはずの歯磨きとお肌のお手入れをやらされ続けて、する必要がないはずのオシッコやウンコをすることを義務付けられていて、くっさいオナラを出して、うっとうしい目クソ鼻クソ鼻水を出して、ちょっと暑くなったり寒くなったり空気が薄くなったりしただけで苦しみ始めて、食べすぎて太ったり不規則な生活をしたり運動不足だったりするだけで不健康になり、紫外線でシミになる恐怖に脅えて、老いでシワになる恐怖に脅えて、体力の減退、視覚や聴覚や味覚の異常、記憶力の低下、ハゲ、ワキガ、口臭、加齢臭、病気、ケガ、様々な恐怖に脅えながら生きている。
まるで刑務所みたいになっていて、やらなくてもいいことをやらされ続けているのは「更生プログラム」だからなのだ。
「長生きしたい」と言っている人は「もっともっと修行したい」と言ってるのだから殊勝なことだけど、ただボケーと生きているだけじゃ意味がなく、もっと上の世界があることに気付いたならば、そこを目指して、そこに住むにふさわしい魂となるように努力していかなければいけない。
死ぬまでが、現役。
定年になって年金生活となっても、上を目指す精神は忘れずにいてほしい。
死んだら終わり、じゃなく、死んでからが始まり。
老いて、今までの自分の人生を反省して死ぬ準備が出来たならば、あとは、「人間」という自分の体に固執せずに、人間の体以上の体を神から与えられることを夢見て死んでいくのが理想的なのだ。
ネコが「またネコとして生まれてきたいんだニャン」と言ってるのに対して、人間が「いや、いや、もっと上の世界があるよ、そこを目指した方がいいよ」と思うのと同じこと。
もっともっと上の世界が存在しているのだ。
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高度な課題 [メイン(2周目)]

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全ての苦しみには、それなりの意味がある。
全ての苦しみが、罰的な要素という訳でもない。
例えば、障害者は「前世までの罰として苦難が与えられている」というよりも「普通の課題はクリアしてやることがなくなった魂がさらに高度な課題を与えられている」というケースが多い。
この世では、努力して能力を磨いていくと、どんどんと責任が重い仕事を任されるようになって、悩みが増えていき、得してるんだか損してるんだか、よく分からない状態で過ごしている人が多いと思うけど、これは、より高度な課題を与えられるようになったのだから、その分、クリアした時には神からの祝福が大きいはずだ。
社会が複雑化してきたのは、何度も生まれ変わって「人間」という体に慣れてきて、上手に使いこなせるレベルが高い魂が多くなってきたからで、それだけ高度なことを要求され始めたからなのだ。
ただ単に障害や病気によって苦しめられただけで死んだとしても、その経験は決して無駄にはならず、知らず知らずのうちに、苦しみを味わった分だけ弱者の気持ちを理解できる優しい魂へと成長していっているものなのだ。
なぐられることで痛みを知った人間は、それ以降、なぐり合いのケンカをする時に相手の気持ちを考慮して手加減してなぐるようになる。
やられる側の立場にいる人間は、その苦しみを忘れてはいけない。
そして、その経験を優しさへと変換するのが正しき選択なのだ。
もちろん、親や教師など、第三者的に叱ってあげられる立場にいるのならば、間違いを指摘して叱ってあげるのが望ましい。
自分自身が叱られても直らない人間だったならば、一度、苦い経験をしておく必要がある。
老人に対する優しさが足りないならば、自分が老人となるまで生きて、老人の立場を十分に経験してみればいい。
社会的に役に立っていないように見える弱者や落ちこぼれが、実は、人に本当の優しさを教えるための重要な存在になっていたりするのだ。
存在価値がない人間は、存在しない。
弱者として存在しているだけでも誰かに何かを気付かせる役割を果たしているし、障害者や病人の立場から見ると、健常者の時には見えなかった人間の本性がはっきりと見えるようにもなる。
損得なしでさりげなく優しい人が、本当に優しい人。
本当の優しさを選別できるようにもなる。
無駄な経験というのは、一切ない。
生きているだけでも、かなり沢山のことを学べているのだ。
治らないのが障害で、治るのが病気。
病気の方は、治るのだから、治すことに集中すればいい。
規則正しい生活とバランスの良い食事と適度な運動はもちろん大切だけど、それよりも、もっと重要となってくるのが「心の持ちよう」だ。
本来、人間の体は、薬なんか使用しなくても治癒できるように作られている。
よく「憧れの有名人と対面して再会する約束をして、あまりの嬉しさに難病を吹き飛ばして完治させてしまった」という話を聞くけど、自分の体のことなんか忘れるぐらいにワクワクする出来事が起こった時に、よく奇跡は起きるのだ。
自分の魂が輝いて体の自然治癒能力が存分に発揮された時に、驚異的な回復力が生まれる。
体が病んだからといって、心まで病ませる必要はない。
でっかい夢と希望を持って前向きに生きていけばいいのだ。
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天国と地獄 [メイン(2周目)]

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今、あなたが住んでいる世界は、教育のための世界。
この世界で学べることを学び終えたら、終末において、この世界は神の手によって消え去り、神の手によって素材が一新された全く別の新世界が始まる。
選ばれた者のみが行ける世界。
見たこともないような快楽で満ちあふれている世界。
そんな夢のような世界が、もう、間近なのだ。
立派に成長して「苦しみ」が必要なくなった魂は、苦しみから解放された楽しみの世界である「天国」へと昇っていき、間違って成長してしまった魂は「地獄」へと落ちていく。
これが終末に行われる魂の振り分けなのであって、この世界をよ~く観察してみると「天国行き」と「地獄行き」の2つのルートが用意されていることに気付けるだろうし、どちらを選択するかは、あなた次第なのだ。
自分の中に悪をため込んでしまったならば自分の力で解消してちゃんと更生して、悪いことをした分は、出来る範囲内でいいから償いをして、良いことをして帳消しにして「これで自分は天国行きだ」と思えるほどにスッキリさせておかなければいけない。
そして、ちゃんと反省して更生できたならば、「もう絶対にやらない」と心から言っているのであれば、悪いことをされた側が許してあげることも大切なのだ。
過去は変えようがないのだから、子供達の未来のために、世界平和のために、許してあげることも必要となってくる。
許したら、あとは神にお任せすればいい。
人間に通用するようなウソは、神には一切通用しない。
今のあなたが「天国に行きたい」と思っても自分の力だけでは行けないように、神が許可しない限り「見えない境界線」からは決して抜け出すことは出来ない。
天国も地獄も神によって導かれていく世界。
人間として過ごしてもネコとして過ごしても同じ1年、神として過ごしても1年。
どの体を与えられるかによって、味わえる快楽は激変する。
「天国行き」と「地獄行き」では、大違いなのだ。
地獄の方に放り込まれてしまったら、神が許可しない限り決して抜け出すことは出来ないし、今のあなたが生まれる前の記憶がないように、それまでの記憶を封印されてから生まれ出ることになるかもしれないし「なぜ自分がこの世界に閉じ込められているのか」すらも気付けないかもしれない。
あなたの力だけでは、見えない境界線を越えて行くことは出来ない。
どこに行かせるかの判断は、設定は、神が行っている。
神は、宇宙の設定を組み変えることで、どんな天国をも作れるし、どんな地獄をも作り出すことが出来る。
宇宙の創造主である神が定めた道理を、人間であるあなたがねじ曲げることは絶対に出来ないのだ。
神が「絶対的な決定権」を持っていることを肝に銘じて、そのことを忘れずに生きていかなければいけない。
地獄行きの方は、考えなくていい。
「どうしたら天国に行けるのか」だけを考えて生きていけばいいのだ。
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究極の教育方法 [メイン(2周目)]

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今、あなたが覚えている記憶は、重要な部分をダイジェストとして神が残してくれている記憶で、その部分こそが、あなたが現世でやるべきことの指標であり、あなたはまだ無限の記憶を処理できるまでに成長していないから、神が整理整頓して分かりやすくしてくれている。
神の許可を得た「天使」が代行しているかもしれないけど、封印処理をされて残っている記憶、自分の過去を振り返って思い出せる記憶は、あなたの魂に何かを気付かせるための重要な記憶ばかりであるはずだ。
自分が過去にした「良いこと」「悪いこと」のダイジェスト版という感じで、記憶を振り返れば反省できるように分かりやすい形で残っていたり、自分が何に感動して何に悲しんだのか等「魂の成長に何が必要だったのか」ということに気付けるように、ちゃんと分かりやすく解説された感じで残っているはずだ。
気付いてみれば言いえて妙、そこに焦点を定めれば解への近道となる。
神の教育は難解であり、「知らず知らずの内に出来るようになっていた」という方法で成功へと導くのが理想的な教育なのであって、これこそが究極の極意なのだ。
1つのことに2つ以上の意味付けを行ったり、言ってもダメなケースでは因果応報によって立場を逆にしたりして、植物1つとっても「愛情を持って大切に育てると発育が良くなる」「バランス良く植林すると土砂崩れや砂漠化や大気汚染などを防いでくれて自然環境が良くなる」「光合成によって二酸化炭素を吸収して酸素に変換してくれて空気を正常に戻してくれる」という風に沢山の要素が凝縮されているし、他者に対して抱いた悪感情は、いずれ、姿形を変えて自分へとはね返ってくるように運命の組み立てが行われていて、ちゃんと更生するまでは苦しみから逃れられないようになっているのだ。
教育者の立場になってみれば分かると思うけど、子を持つ親の立場になってみれば分かると思うけど、「もっと勉強しなさい」「ちゃんと立派な人間になりなさい」と口うるさく言うとかえって反発をまねいてしまうケースもあるし、聖職者である教師の子供がグレて不良になっているケースも多いし、教育とは、とても難しいものなのだ。
両親が仲たがいしている方が仲をとりもとうとして賢く良い子に育つケースもあるし、親を反面教師として間違いに気付けるケースもあるし、障害者がいるケースでは教育方針をガラリと変えなければいけないし、いずれにせよ、子供の魂に足りない部分を気付かせる形になってさえいればいい。
とにもかくにも「子供の視点」に立って考えることが大切なのだ。
さりげなく手助けするのが、高等テクニック。
親の背中を見て子は育つ。
文句を言うだけなら小学生にだってできる。
神が手本を見せてくれているのだから、それを真似すればいい。
ずっと温かく見守り続けて、子供に必要なものを見つけ出してあげて、必要となった時にさりげなく知識や物や環境を与えてあげればいいのだ。
この世では、苦しみも気付きを得られる原動力となっている。
子供に足りない部分を見つけたら、それを解消するために、最適な苦しみを与えてあげることも大切なことなのだ。
過保護と無関心は、いけない。
同じ黙っているのでも「ここで手助けしてしまうと子供の成長のために良くないから我慢してあえて助けずに黙っている」のと「ギャンブルや酒や女のことばかり考えていて子育てを放ったらかしにして黙っている」のとでは大違いなのだ。
子供は敏感にこの違いを感じ取る。
自分の子供なのだから、自分の子供ぐらいは、ちゃんと教育できる準備を行ってから子供を生まなければいけない。
そして、「セックスの快楽と出産の可能性がセットになっているから不幸な子供が増える」という問題点が分かっているのに、なぜ、作り手である神が放ったらかしにしているのかというと「自分の醜い欲望と子供の幸せ、どっちを優先するんだ?」という問いかけのために残してある。
この世はテストのために作成された世界。
ちゃんとクリアするまでは「問いかけ」の連続なのだ。
終末が近づくと、この世界で学ぶべき課題がいっぺんに出現して、それまでにちゃんと魂に良いクセを付けられたかどうかを問われることになる。
この世界では「ちょっとだけ」しか快楽が与えられていなくて、どの快楽にも危険性が潜んでいるのは、わざとそのように作られているのであって、セックスは生むつもりがなくても子供が生まれてしまう危険性があるし、食べ過ぎれば太るしバランスが良い食事をしないと病気になるし、ギャンブルや酒や女にはまり込めば依存症となる危険性がある。
危険を回避できるクセを、ちゃんと身に付けておかなければいけないのだ。
何をやるにしても、ちゃんと覚悟してから、やらなければいけない。
自分勝手な理由で、すぐに逃げ出してしまうようでは、ダメだ。
それは自分の魂にとっても、悪き経験となってしまう。
子育てを続けるのは難しく、子育てを放棄することは簡単だ。
善行で有名になるのは難しいけど、悪行で有名になるのは簡単だ。
何事も、簡単な道では魂の成長はありえない。
苦難の道にこそ、後に輝く宝が埋まっている。
優しい人は、今までの人生で、前世までで、ちゃんと神の言葉に従って生きることによって良い習慣を身につけて、痛みや苦しみを身をもって体験したことによって苦しんでいる人の気持ちを思いやれるようになったから、優しいのだ。
終末近くになると、この世の悪い部分がいっぺんに噴き出して、ちゃんとそれらの悪を否定することが出来ているかどうかのテスト状態となり、合格した者は天国へと昇っていくことになる。
天国とは、神に導かれて人間には見えない境界線を乗り越えてのみ行くことができる、苦しみを取り除かれて新たな楽しみで満ちあふれている、神々の世界へと一段階近づいた夢のような極楽世界。
あなたには「想像することすらできなかった」未知の桃源郷なのだ。
預言者の言葉によって、ある程度は予測できるようになっただろうけど、行った者にしか分からない味わえない、新たな快感を体に追加されて新たな素材を用意されて、生と死のシステムすらも一新されている世界なのだ。
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神の百計 [メイン(2周目)]

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百花乱舞、神の百計。
H(水素)He(ヘリウム)Li(リチウム)……C(炭素)N(窒素)O(酸素)……Mg(マグネシウム)Al(アルミニウム)……
約100個ある元素記号の数はパズルピースの数であり、
2H2(水素)+O2(酸素)=2H2O(水)
C(炭素)+O2(酸素)=CO2(二酸化炭素)
様々な組み合わせで構成されている化学方程式の数々は、神が前もって用意してくれたサンプルなのであって、いつの世も、研究者たちは、神が作成したテスト用紙に解答を書き込んで提出しているにすぎない存在なのだ。
設計者である神には全ての組み合わせが見えているし、追加や変更も自由だから、地球の状況を見て判断して調整を行っている。
自然の生態系のバランスを考えて「ライオンには肉を食べさせることにして草食動物が増えすぎるのを防止しよう。木まで食べてしまうと困るから牛には草だけを食べさせよう。ミツバチには花のミツを主食とさせて食事中に花粉を体に付着させる形でオシベからメシベへと飛び移らせることで受粉の手助けをさせよう。氷だけじゃ寂しいから北極には北極グマを配置して南極にはペンギンを住まわせることにしよう。大自然の神秘性を高めるために秘境アマゾン川には獰猛な肉食魚であるピラニアやピンク色のかわいらしい川イルカなどの珍しい生き物をたくさん住まわせよう」という風に神が色々と試行錯誤して作り上げた結果が、今、あなたが住んでいる世界なのだ。
もちろん「人間が見てどう感じるのか」も考慮されていて、絵本に魚やカニやタコが登場するまでも想定した上で、多くの子供たちに愛される存在とするために見た目も重視されたデザインとなっているのだ。
他にも「動物は空気呼吸で酸素を取り入れて二酸化炭素を吐き出して、植物は光合成で二酸化炭素を取り入れて酸素を吐き出す」「海水が蒸発して雲となり、風に運ばれて雨となって陸地に降り注いで、川の流れとなって海へと戻ってくる」という循環システムも考案したりして、さりげなく教育と美を追加した形で、この世は運営されている。
人間が空気と水と食料なしでは生きられないのも1つの設定なのであって、人間が見たり聞いたり感じたりできるものの全ては神が作り出した幻であり、見たり聞いたり感じたりできない所に崇高な真実が隠されている。
その真実は、人間の体を脱ぎ去って、より神に近づいた体を与えられなければ決して発見することが出来ず、どんなに科学が進歩しても科学だけでは絶対に解明できない。
これらは本物の預言者を通してのみ、ほんの少しだけ知りえることなのだ。
全ては、神による設定。
人間にとっては無害でも猫にとっては有害なものが存在しているように、どれが人体に有害で、どれが人体に無害なのかも自由に変更可能だから、昔、無害だった杉の花粉が、今、有害となって花粉症で苦しんでいる人が多いのは、そのためなのだ。
そして、これは、明らかに、人類に対する警告だ。
森林伐採や砂漠化が進み、人間があまりにも自然をないがしろにし始めたから、自然環境の方へ目を向けさせるために杉の花粉を人体に対して無害から有害に設定変更して話題性を高めて、研究者たちが「杉を植林しすぎたことによって花粉の飛散量が増えて、地面に落ちるはずが都会のアスファルトで遮られて空中に舞い戻って花粉の量が急増したのが一因だけど、他にも原因があって、自動車の排気ガスによる環境汚染、潔癖な人間が増えてきて部屋に閉じこもって大自然と触れ合う機会が減ったことによる体の免疫力の異常など、いずれにせよ、生態系のバランスが崩れたことで自然の浄化作用の許容範囲を超えて人間がおかしくなったのが原因だ」という結論に達するように導き、人類に対して警告を発する。
過去にも似たようなケースがあって、三重県四日市市の石油コンビナートの煙突からの排煙によって引き起こされた四日市ぜんそく、神通川上流の工場排水によって下流の富山県富山市付近で発生したイタイイタイ病、熊本県水俣市の水俣湾付近で工場排水によって汚染された魚介類を食べたことで発症した水俣病など、日本の高度成長期に起こった大気汚染や水質汚染による健康被害は、防げるのに防ごうとしなかった人間の欺瞞が招いた人災なのだ。
こういった苦しみの裏には、必ず、人類の過ちがある。
原因を探っていくと、必ず、間違いにたどり着くようになっている。
人類が犯した過ちは、人類へとはね返ってくる。
良いことをすれば良き報いがあり、悪いことをすれば悪き報いがある。
これが「因果応報」というものなのだ。
決して、神は、人間を苦しめて喜んでいる訳ではない。
過ちを気付かせようとしているのだ。
環境問題に限らず、色々な苦しみの裏には、神からの隠れた配慮がある。
さりげなく正しい方向へと誘導してくれているのだ。
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理想と現実 [メイン(2周目)]

どうも、こんにちは、神描人(かみえがきびと)です。

NO.1の「神を描く人」を目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
では、今回の「神宿る文章」をお届けします。

理想と現実。
人の心は常にこの狭間で揺れ動き、理想を手に入れられないもどかしさ、想像を超える現実の厳しさの中で、もがき苦しみながら生きている。
「どうして自分はこんな世界に閉じ込められているのか」に気付いたとき、あなたは、一歩、神に近づいた存在となれる。
痛みや苦しみを知らない人間には、本当の優しさは出せない。
自分で、自分の力で克服したことがない人間には、新たに効果があるアドバイスを生み出すことは出来ないのだ。
闇夜をくぐり抜けた先に、希望の光は待っている。
最終的なゴール地点である神々の世界では、あなたの理想が現実であり、今のあなたの現実が悲しき幻想なのだ。
間違った理想を思い描いてしまう未熟な魂だから「思ったことがすぐに実現できない世界」に閉じ込められて「思考」の訓練をさせられている。
だから、正しき理想を頭の中に構築することが「天国行き」の通行証となる。
宇宙内の全ての素材を知り尽くし、宇宙内の全ての知的生命体に対してアドバイスできる存在である神自身が、自分の能力を100%発揮できる世界で腕をふるって作った料理や音楽や絵画がどんなものであるか、あなたには、想像できますか?
自分の体を自由に変更できない、簡単に記憶できない、永遠に生きられない世界にあなたは住んでいて「来世では美しい顔で生まれてきて異性にモテたいな」「今度はお金持ちの家に生まれてきて贅沢三昧するんだ」という小さな願いを思い描いている。
「自分達が一番恵まれた世界で過ごしている」という思い違いがこういう発想につながるのだけど、地球上の人間以外の生き物たちだって似たようなことを思っていて、これは「自分達よりも恵まれた世界を知ってしまうと一生懸命に生きられない」という理由から神によって隠されているにすぎない。
人間の可聴域は20Hz~20000Hzくらいで、犬は15Hz~50000Hzくらいで、猫は60Hz~65000Hzくらいで、人間には聞こえない20000Hz以上の超音波と呼ばれている周波数帯域を利用してコウモリは飛行している。
犬は動体視力が優れているから、ブラウン管のテレビを見ても1枚1枚絵が表示されていくコマ送りにしか見えていない。
犬と猫は色盲だから人間みたいに多彩な色を識別できない。
人間にとってはネギやタマネギやニンニクなどのネギ類は無毒で美味しく食べられる食材なのだけど、犬や猫にとっては有毒で邪魔な存在となる。
同じ世界で暮らしているようで、実は、微妙にズレているのだ。
人間の高度な文明は、犬や猫には理解できない。
自分達が住んでいる世界以上の世界は「思いつくことすらできなかった」所に存在していて、見えているようで見えていない。
同じ部屋で過ごしていても犬や猫には人間が楽しんでいる世界が見えないように、今現在でも、あなたには見えない所で人間の世界以上の極楽世界は存在しているのだ。
これらは本物の預言者たちによって人間に伝えられているのだけど、「本当にそうかな」と半信半疑になる程度が絶妙のバランスで、魂の成長過程を熟知している神には、自分の言葉に従って正義のために生きる者、自分の言葉に逆らって悪となる者が現れることは、数多くの魂を誕生させた時点で分かっていたことなのだ。
「必要悪」という言葉がある。
悪がいなければ正義として戦えない。だから、まるで人々の平和への悲痛な叫びを無視したかのように神が悪の存在を許していたのはそのためで、悪を倒す過程にこそ後に宝となるノウハウが詰め込まれているから「どうしたら悪をなくすことが出来るのだろう」と一生懸命に悪に立ち向かう人生にするために悪は必要だった。
まず始めにインドのカースト制度やアメリカの黒人奴隷などの奴隷制度、日本でも江戸時代の士農工商という身分制度があって、能力に関係なく肌の色が違うだけで、生まれた家の身分が低いだけで差別されることの苦しみを味わい、苦しみ抜いて「何故それがダメなのか」を十分に体験してから解放されることで、より喜びは大きくなり、魂にとっての良き経験となりえる。
南北戦争の勝利を経て、ゲティスバーグ演説において「人民の人民による人民のための政治」という名言を残して、人々から「奴隷解放の父」「偉大な解放者」と称えられた第16代アメリカ大統領リンカーンによって実現された奴隷制度の撤廃、最近では、不可能だと思われていた「黒人である」オバマが第44代アメリカ大統領になったことが、神の視点から見れば、ものすごく意義があることなのだ。
「インド独立の父」ガンジーの時代に達成されたインドのイギリス植民地からの解放、ベルリンの壁崩壊によって成就された東西ドイツの統合、日本の明治維新によって制定された四民平等、どこの国もだいたい「束縛」から「解放」という道をたどっていくことになる。
真の自由を手に入れるためには、魂の成熟が不可欠なのだ。
カンボジアやタイでの内戦で埋め込まれた地雷によって今もなお増え続ける手足を失った子供達、ベトナム戦争での枯葉剤使用による異形児の誕生、日本の広島と長崎への2度の原爆投下によって焼きただれた皮膚や原爆症で悩む人々、これらは強烈に「戦争はいけないことだ」と訴えているし、もちろん、これは神がそのように人間に対して訴えかけていることなのであって、人類の過ちによる悲惨な状況を見ても何も感じ取れないようではダメなのだ。
戦後も、環境汚染、政治腐敗、イジメ、格差社会と人々を悩ます問題は尽きず、これらは魂の成長過程で一度は通らなければいけない道なのであって、その時に「どう感じて、どう行動したのか」が大切なのだ。
無用な差別を憎み、戦争を憎み、不正を憎み、心から平和を強く望んで、みんなの幸せのために生きられる魂となったならば、あなたは、将来、神から祝福された世界である楽園に住んでいることでしょう。
誤った選択をした人間は、誤った魂へと成長していく。
悪は嫌うために存在しているのに、逆に、悪を好むようになってしまった人間は、実は、自分がとんでもない間違いをしていることに気付いていないだけで「神が消去しない限り自分の過去は完全に記録されて残っている」「神が消滅させない限り自分の魂は死後も生き続ける」ことが分かった時点で後悔することになる。
存在するものに意味がないものはなく、意味が分からないならば、それは、あなたが「永遠」という視点で物事を見ていないからなのだ。
「される側」になって初めて分かることもある。
金目当てで結婚して「どうやって難癖付けて離婚して慰謝料を奪い取ってやろうか」と毎日考えている極悪妻、自分の妻を自分の醜い欲望のはけ口としか考えていなくて奴隷扱いして暴言や暴力で虐待する極悪夫、「どうやって老人をダマして金を奪い取ってやろうか」と相手の無知、好意、人を疑わない性格につけこんで金儲けをする極悪サギ師。
される側の気持ちを考えれば、これがいけないことなのはすぐに分かるはずなのに、欲で目がくらんでいる人間には、こんな簡単なことすら見えなくなってしまう。
若い頃、老人に対して「邪魔だから早く消えてくれ」とののしっていた人間が、自分自身が老人となった時に「自分はなんてひどいことを言っていたんだろう」とシミジミ実感する。
前世では頭脳明晰でスポーツ万能の超健康体で生まれてきて、落ちこぼれている人間に対して「なんでこんな簡単なことが出来ないんだ」とバカにして見下していた人間が、現世では障害を持った病弱で凡才な体で生まれてきて「やりたくてもできない人」の気持ちを痛感する。
他者の苦しみは、その立場になってみないと分からない。
そして、「苦しみがなければ反省できない」という未熟な魂だから、今の人間には「生」「老」「病」「死」の四苦、さらに「愛別離苦」「怨憎会苦」「求不得苦」「五蘊盛苦」を加えた八苦が与えられているのであって、この世とあの世をグルグルと回る「輪廻転生」のシステムが構築されているのだ。
若くて健康だった時には全く気付けなかったことが、老いて不健康となった時に身にしみて実感できることが沢山ある。
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人類の進歩と苦しみは表裏一体 [メイン(2周目)]

どうも、こんにちは、神描人(かみえがきびと)です。

NO.1の「神を描く人」を目指して頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。
では、今回の「神宿る文章」をお届けします。

人類の進歩と苦しみは、表裏一体。
胃が痛くなれば、それを解消しようと様々な胃薬が開発されて、ストレスが1つの原因だと分かると「遊びやユーモアやプラス思考で気分転換をしよう」という方向に進み、目が疲れたら目薬をさして「目に優しい色である緑をもっと見よう」という気持ちになり、便通が悪くなれば大腸の健康のために善玉菌であるビフィズス菌入りのヨーグルトを食べ始めて「気持ち良く排便するために食物繊維を多く含む野菜を食べて規則正しい生活と適度な運動を続けよう」という気持ちになり、骨折した時にはギプスを付けて固定して骨がくっつくのを待ち「今後は骨折予防のためにカルシウムを多く摂取して筋力トレーニングをして体を強化しよう」という気持ちになり、そうやって、人間は、どんどん体と心の仕組みについて賢くなっていく。
カルシウムが骨の発育によくて、プロテインが筋肉増強に効果的で、バナナには脂肪の燃焼を促進する酵素が多く含まれているからダイエットに効果がある、とか、口から摂取した食べ物は胃腸で消化されて、アルコールは肝臓で分解されて、呼吸することによって肺から空気中の酸素を体内に取り入れて老廃物である二酸化炭素を排出していて、心臓が血管を通して血液を体中に循環させている、とか、こんなことを知っているのは、地球上の生物の中では人間だけなのだ。
ビタミンが多く含まれる果物を食べると美肌に良い、とか、体から発せられるフェロモンが異性を魅惑している、とか、脳の若さを保つためには積極的に新しいことにチャレンジして刺激を与え続けることが大切、とか、血液中に含まれる赤血球が酸素を運搬していて白血球が体内に侵入した異物を撃退していて出血すると血小板が傷口をふさいで出血を止める、とか、体内の血液の3分の1を急激に失うと致死量になる、とか。
病気やケガや不快感を経験すると「どうしたら治すことができるのだろう」と考え始め、「なるべく長生きしたい」「健康のままでいたい」「若さをずっと保ちたい」という切実な思いが勉強意欲を引き出す特効薬になっていて、これは「生きるのに必死になっていたら、いつのまにか体と心の知識に詳しくなっていた」という神の妙計なのだ。
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